YMCA保育園の幼児クラスでは縦割り保育で”バディ”を取り入れています。”バディ”には兄弟、相棒という意味があり、園生活の中で生活の仕方を教えたり、手伝ってもらったりする中で兄弟の経験を味わう事や園外保育や避難訓練など人数確認を素早く行い、命を守り合う方法として行っています。今回は、YMCA保育園での”バディ決め”の様子を紹介したいと思います。
2歳児クラスの子どもたちがYMCA保育園の2階で幼児クラスの子どもたちと一緒に過ごすようになった3月頃から“おためしバディ”として色んなお友だちと過ごし、新年度が始まり子どもたちが全員が揃った日に、各クラスバディを決めました。
まずは、みんなで“バディ”の意味を考えます。
「バディさんって、何のためのバディさん?」
「命を守るバディさん!」「楽しいこと一緒にするねん」「ご飯の時にお皿を重ねてあげる!」など教えてくれました。
その後は、ひまわり組、すみれ組、ゆり組のどのクラスからバディを選ぶかを話し合いました。
「ひまわりさんから一緒にいて楽しいバディさん選んでいいよ!」「すみれさんなら頑張れるバディさん選べる!」など様々な意見を伝え合い、どのクラスからバディを選ぶかを決めて、バディ決めをしました!
「よろしくお願いします!いいよ!」
たくさん考える姿やドキドキしながら自ら声をかける姿がありましたが、これから共に過ごすバディが決まりました。
「これからよろしくね~!」
バディが決まった後はふれあいあそびや、わらべうたあそびを通してバディとあそびを楽しむ時をもちました。
「♪ひっつきもっつき ひっつきもっつき~」
「♪おなかとおなかがくっついた~」「ぎゅ~!」
「♪なべなべ~そこぬけ~」
バディと一緒に過ごす中で、助け合いながら新しいことに挑戦したり、相手を思いやる気持ちを感じたりする姿があります。これからもバディと関わりながら成長する子どもたちの成長を側で見守っていきたいと思います。