5月26日(金)は、YMCA保育園に兵庫介助犬協会から、介助犬がやってきました!
介助犬とは、身体に障がいがある人の生活を助けるために、訓練を受けた犬のことです。
アリシアちゃんが実際にお仕事をする様子を見ながら、子どもたちにもわかりやすくお仕事内容を説明していただきました!
足が不自由な人が車椅子に乗りながら、地面に落ちてしまった携帯やお金を拾うことは、とても大変です。拾おうとして、車椅子から落ちてしまうこともあります。
そんな時、介助犬が前歯を使って、拾うお手伝いをしてくれます。
「テイク!」の掛け声で、携帯電話を拾ってくれました。
「グッド!」とても上手に持ってきてくれました!
「プル!」の掛け声で冷蔵庫の取っ手についている紐を引っ張ります。
「テイク!」の掛け声で、冷蔵庫の中のペットボトルの飲み物を取って…
携帯電話は、本体を口にはさむと壊れてしまうので、ストラップの部分をくわえて拾います。
介助犬のお仕事を見た子どもたちは、「すごーい!」「上手!」「めっちゃ賢いなー!!」と大興奮でした♪
「アリシアちゃん、すごい!!」
かばんの中から紐のおもちゃを取り出すと、アリシアちゃんは大喜び!!
「アリシア、プル!」の掛け声で、紐を引っ張ります。
アリシアちゃんは、紐であそぶのが大好きなので、紐を強く引っ張ります。アリシアちゃんが紐を強く引っ張った時に訓練士さんは手をはなします。アリシアちゃんは紐がもらえて褒められます。それを繰り返していき、冷蔵庫の前で「プル!」という掛け声をかけると、冷蔵庫の紐を引っ張り、扉を開けることができるようになります!
介助犬のお仕事を見た後は、質問タイム♪
アリシアちゃん「あっ、大好きな紐だ!!」
アリシアちゃん「紐ちょうだい!紐ちょうだい!」
介助犬のお仕事を見た後は、質問タイム♪
「介助犬は、介助犬になる前はどこにいるのですか?どこから来るのですか?」「車椅子に乗っている人が坂道を上る時、介助犬は車椅子を押したり引っ張ったりするのですか?」「介助犬のお家ってどんなところですか?」など質問が出ました!
質問のこたえでは、介助犬になる子犬の頃には、「パピーウォーカー」と呼ばれる方のお家で1年間過ごし、その後、訓練士さんの元で介助犬になるための訓練をすることや、車椅子を動かすお手伝いをする介助犬がいること、兵庫介助犬協会の場所などを教えていただきました!
最後は、5月20日(土)にYMCA保育園と西神戸YMCA保育園で開催されたワイワイまつりの収益金を介助犬育成のためにお捧げしました。
介助犬のデモンストレーションを見て、介助犬のお仕事の内容や、約束(介助犬が町でお仕事をしているのを見た時には、声を掛けたり触ったりせず、頑張ってお仕事ができるようにそっと見守る)を教えていただきました。
これからも、介助犬の存在をたくさんの方に知っていただき、みんなが助け合い、暮らしやすい社会になりますように…。