5月26日(土)に行われたワイワイまつりの募金先である兵庫介助犬協会から、トレーナーの北澤さん、守田さんと介助犬のアームくんが来園し、介助犬のお仕事や訓練のデモンストレーションを見せてくださいました。
お仕事が始まるとしっぽを振り、やる気満々です!
まずは、小さなお金を落としてしまった時の介助方法を見せてくれました。
前歯を使って飲み込まないように拾い、
上手に手元まで運んで渡していました。
ドアや冷蔵庫などにはバンダナやひもをつけておくと…
そのひもをひっぱり、冷蔵庫の中に入っている、飲み物を持って来てくれました。
また、靴や靴下もやさしく口で脱がせてあげる姿には、
みんなもビックリで歓声が起こっていました。
ボールが大好きなアームくん。お仕事させられているのではなく、ボールで遊びながらお仕事を覚え、それが物へと変わり、楽しんでお仕事している様子がすごくよく分かりました。
介助犬は「待つ」ということも大切なお仕事です。勝手に自分で判断してお仕事するのではなく、介助者の方が指示を出すまで待っています。
街中で見かけることがもしあったら、お仕事中は触らず、声をかけず、お仕事に集中できるように、温かく見守ってあげて下さい。
最後はグループで介助犬について話をした時に疑問に思ったことを、質問しました。
「介助犬は人の言葉がわかりますか?」
「車いすが倒れた時どうやってたすけるのですか?」
子どもたちの質問に、丁寧に答えていただき、子どもたちもうなずきながら聞いていました。
普段あまり見ることの出来ない、介助犬のお仕事や介助犬になるための訓練している姿を実際に見て興味深々の子どもたちでした。
デモンストレーションを見せて頂いた後、ワイワイまつりの収益金を、介助犬育成のために使ってくださいとお渡ししました。
ワイワイまつりに参加したお金が、このように困っている方たちの為に用いられることを、子どもたちも介助犬のデモンストレーションを通して知ることが出来ました。
ワイワイまつりに ご協賛頂いた業者の皆様、ご参加いただいた 多くの皆様 大変ありがとうございました!