1月17日(火)阪神淡路大震災から今年で28年が経ちました。
震度7の地震を想定し、避難訓練を行いました。各クラス『姿勢を低く、頭を守って、動かない』の安全行動で身を守りました。
一次避難
放送や保育者の話を聞いて、すばやく頭を守り、静かに待っています。
乳児クラスの子どもたちも、保育者と一緒に毛布をかぶるなどして身を守ります。二次避難
揺れが収まった後はさまざまな想定を考え、広域避難場所へ避難する訓練もおこないます。
保育室内にはガラスや倒壊したものの破片が落ちていることを想定してマットを敷く、玄関付近は大きなものが倒れていると想定して避難します。
乳児クラスは、避難用の立ち乗りバギーが限られた数しか使えないという想定にしました。
上着や帽子を着用し、防寒やガラスなどの破片を踏まないように毛布の持ち出しもします。
幼児の子どもたちは自分で上着や帽子を着用し、靴をはいて外へ避難します。
落ち着いて、でも素早く用意をします。
YMCA保育園の子どもたちの広域避難場所は、保育園の隣にある小寺小学校です。
各クラス、職員が人数確認をおこない、報告をします。
災害がおこり、保育園が危険な状態の時は小学校に避難することを子どもたちに伝えます。
おひさま分園の子どもたちも保育者と一緒に分園から小学校まで避難してきました。
保育園に戻ってから、先生の被災経験のお話を聞きました。
今年は東遊園地でおこなわれた追悼行事の灯籠には「1995 むすぶ 1・17」という文字が灯されました。過去と未来、震災経験者と知らない世代、被災者と支える人らを「むすぶ」という思いが込められているそうです。
子どもたちだけでなく、職員の中にも震災を知らない世代が増えてきました。知らないから関心を持たないではなく、被災者の話を聞き、次の世代へと語り継いでほしいと思います。