阪神淡路大震災から27年。
毎年、この日に大地震を想定した避難訓練を行っています。
今年の避難訓練の様子をお伝えします。
避難訓練の様子
揺れが収まるまで椅子の下に頭を入れ身を守ります。
揺れが収まった後は、その年によって様々な想定を考え職員は子どもを安全に避難させます。
地震の後はさまざまな物が散乱しています。危険な物が落ちていたりもするので、職員は子どもたちの靴を取りに行っています。
園内では過ごせないので、広域避難所に避難します。そのために、日常で使っているリュックサックが避難リュックになります。
(避難訓練後に各クラスでもリュックサックの中身を確認しています。ご家庭でも、常にリュックの中身が揃っているか確認のご協力をお願いします。)
広域避難所へ
いざ避難所へ!クラスの担任だけでなく、園の職員総出で訓練に参加しました。
抱っこ、おんぶ、ベビーカーなど手分けし、連携して安全な場所まで子どもを避難させました。
大地震を想定して、揺れで物が倒れた状態を再現し訓練を行いました。
どこを通れば安全か考えながら外に避難しました。
幼児クラスは、バディがいるか確認し、人数確認を行ってから避難所に向かいました。
YMCA保育園の子どもたちは、小寺小学校が広域避難所になります。
職員がクラスの子どもの人数を確認し報告します。
子どもたちと一緒に避難所に行く意味や場所を伝えました。
震災のお話
帰園後は、震災当時の写真を見ながら震災の話を聞きました。
大震災を経験した人もしていない人もこの日の事を忘れないように振り返る事が大切だと感じました。
今年は東遊園地での灯籠に「忘」という文字が灯されました。忘れない・忘れたくない・忘れられない・忘れたい・・・など、色々な思いが込められています。
避難訓練や震災の話を聞く事しかできませんが、子どもたちにも防災について学ぶ経験を大事にして欲しいと思います。