2017年9月5日火曜日

手作り玩具(乳児)

 YMCA保育園では、木のぬくもりや布の温かみを感じられる玩具や、手作りの玩具を積極的に取り入れています。

乳児クラスで遊んでいる 手作り玩具を いくつか紹介したいと思います。

0歳児 すずらん組

カーテンに隠れたり、いないいないばあ遊びを 喜ぶ子どもたちの姿をみて 手作りのカーテンを 保育室に設置したところ…

カーテンの中に入って 狭い空間に心地よさを感じたり、「ばあ!」とカーテンを開けてもらって いないいないばあ 遊びを楽しんだり、カーテンがふわふわと揺れる様子を 面白そうに眺めたりして 楽しんでいます。

握ったり つまんだり 離したりという 手の動きが 上手に出来るようになってきた 子どもたちに 作ってみたのがマグネットの玩具…

プラスチックの容器に、マグネットとイラストを貼りつけて出来上がり!
イラストは、子どもたちが興味を持ってくれるように、すずらん組9名の個人用マークのイラストを使用しました。

マグネットの玩具を とって貼って、場所をあちこち移動させて遊んだり、一列に並べてみたり、「○○君のマークはどれかな?」と探しっこをしたりして遊んでいます。

1歳児 たんぽぽ組

足腰がしっかりしてきて、室内でも 身体を動かして遊ばせてあげたいな…
そんな保育者の想いから作ったのが 手作りバイク!牛乳パックと、段ボールを土台にして布で覆った 丈夫なバイク(椅子?)です。
何台もつなげって「くっついた!」と大喜び。”お友だちと一緒”が嬉しい子どもたち。
手作りバイクにまたがると、「よーいドン!」でお友だちと一緒に足でこいで競争ごっこなど、室内でも元気に遊んでいます。

バイクと同じように 牛乳パックと段ボールを土台にして 作った大作がこちら!
子どもたちの個室にもなる棚です。

カーテンの中や、部屋の隅、箱の中に入り込んだり…全身が包まれているようで安心するのか、子どもたちは狭い場所が大好きです。

棚の中に入って、絵本を読んだり、玩具を持ち込んでくつろいだり、隣にいる友だちと「ばあ!」と顔を見合わせて喜んだりして遊んでいます。

2歳児 ちゅうりっぷ組
ごっこ遊び、ままごと遊びが大好きなちゅうりっぷ組の子どもたち。
赤ちゃんの人形を寝かしつけたり、ミルクをあげたり、張り切ってお世話遊びをしています。

この赤ちゃんの人形も、実は職員の手作りで 一つひとつ、いや 一人ひとり表情も違います。
赤ちゃんを寝かしつけている ベットや布団も…
そして、料理の時に 使うエプロンや三角巾も…

保育園で使用する ままごとの道具は手作りの物で溢れています。
「遊びは学び」ともよく言われるように、遊びを通して「楽しい」「面白い」「もっとやってみたい」「気持ちいい」「不思議だな」そんな色々な体験を 遊びの中でたくさん出来るように、これからも 子どもの発達や興味にあった玩具、子どもに適した玩具を提供していきたいと思います。

そして、作り手の想いがこもった 玩具に囲まれて 愛情いっぱいの乳幼児期を過ごして欲しいと思います。