2024年7月4日木曜日

介助犬来園(デモンストレーション)

お知らせが大変おしくなりました。 

6月11日(火)YMCA保育園に、兵庫介助犬協会から介助犬ココスちゃんがやって来ました時の様子をお伝えします。



介助犬とは、身体に障害がある人の生活を助けるために訓練を受けた犬の事です。介助犬のお仕事を子どもたちにも分かりやすく、実践しながら説明してくれました


「テイク」と伝えると、家の鍵や小銭等の小さなものでも拾って届けてくれます。

「テイク、冷蔵庫」と伝えると、冷蔵庫の前へ行き、「プル(引っ張る)」と伝えると冷蔵庫を開けて…
扉もしっかり閉めて、中にあったペットボトルを届けてくれました。




また、家に誰もいなくて困ってしまっても、スマホを持って来て!と伝えると、お家の中からスマホを探して届けてくれます。いろんなことができる介助犬ココスちゃんに、子どもたちも「すごい!!」と拍手を送っていました。

「うわ、扉開けた~!!」
「拾えるのかな…?(ドキドキ)」
「すごい!!できたね~!!」


ゆり組のお友だちからの質問コーナー!

①「介助犬には何歳からなれますか?」
答えは「3歳からなれます!人間でいうと、大人の25歳くらいなので、立派な大人です♪」とのことでした。
②「溝に車いすの方がはまってしまったらどうしますか?」
答えは「介助犬が助けることはできません。困っている人を見かけたら、お手伝いしてあげて下さい」とのことでした。

他にも、介助犬のお仕事は練習するわけでなく、あそびの中で少しずつルールを伝えていくこと、日本に介助犬は59頭しかいないこと、10頭いればその中で介助犬になれるのは3頭ほどしかいないこと…たくさんのことを教えていただきました。

最後は、6月1日にYMCA保育園と西神戸YMCA保育園合同で行われたワイワイまつりの収益金を、介助犬育成のためにお捧げしました。

介助犬が町でお仕事をしていたら、声を掛けたり触ったりせずに、そっと見守ることもお約束しました!これからも、介助犬の存在をたくさんの方に知っていただき、みんなが助け合い、暮らしやすい社会になりますように…。


兵庫介助犬協会の皆様、ココスちゃん、たくさんの学びをありがとうございました!