2020年12月5日土曜日

クリスマス礼拝・祝会(幼児)

 12月5日(土)幼児クラスのクリスマス礼拝・祝会がありました。

今年は、感染症対策としてグループごとに入替制で少人数のクリスマス礼拝・祝会を守りました。

神様の見守りと、保護者の皆様のご理解とご協力のもと開催できたことに感謝します。


つきグループ劇「リスとアリとゾウ」

原作の絵本の紹介。

自分の力を“誰かのために”がテーマの劇でした。




~劇の内容~

森の洞穴でリス、アリ、ゾウの3匹が一緒に暮らしていました。

アリとゾウはいつも自分のことばかり。リスは2匹の事が大好きで2匹の為に料理や掃除を毎日頑張っていました。

ある日、アリとゾウは散歩に出かけ、洞穴にはリスだけになってしまいました。掃除をして2匹の帰りを待っていましたが疲れて寝てしまい、その間に猟師に連れ去られてしまいます。

散歩から帰って来て、リスがいない事に気付いたアリとゾウ。いつも自分の事ばかりの2匹は“リスのために”2匹でそれぞれの力を出し合って無事にリスを助けることが出来ました。

 

ほしグループ劇「きつねうどん たぬきうどん」

原作の絵本の紹介。

“相手を認め、一緒に楽しむ”ことがテーマの劇でした。





~劇の内容~

仲良しのきつねとたぬきがいました。いつものように化けっこ遊びをして楽しんでいると、どこからかいい匂いがしてきました。いい匂いに誘われると…、うどん屋さんでした!

きつねは“きつねうどん”を!たぬきは“たぬきうどん”を!お互いに自分の好きなうどんを注文しました。

うどんを食べ終わった2人は、どちらのうどんが1番美味しいかで大喧嘩を始めます。決着をつけるために、美味しいうどんを作っておじいさんに食べてもらうことにしました。

おじいさんに、「一緒につくったらどうだ?」と提案され、2人でうどんを作り、お互いの好きなうどんを食べてみる事で、自分の事だけでなく相手の好きなものも認め合うことができました。

 

にじグループ劇「うさぎとかめ」

原作の絵本の紹介。

“1人ひとりのいいところを認め合うこと”がテーマの劇でした。




~劇の内容~

足が速く、自信満々のうさぎと、ゆっくりだけど諦めずにコツコツ頑張るかめが森にすんでいました。

ある日、うさぎはかめの足が遅いことをバカにし、そのことから、かけっこ競争をすることになりました。かめは勝つために毎日速く走る練習をしますが、うさぎは余裕な様子で練習もせずに遊んでいました。

かけっこ当日、負けるはずがないと思っているうさぎは、誘惑に負け寄り道をしてしまいます。しかし、かめは休まずに走り続け、初めてうさぎに勝つことができました。

うさぎはかめの頑張りを認め、かめはうさぎの足の速さを認め、仲直りすることができました。


ゆり組

午後からは年長ゆり組のクリスマス礼拝・祝会がありました。

聖劇「いちばんはじめのクリスマス」

ゆり組の子どもたちが園の代表として、本当のクリスマスのメッセージを届けてくれました。

楽器「手のひらを太陽に」

楽器の取り組みを通して、お友だちと音を合わせる、リズムを合わせる心地よさを感じることが出来ました。
この取り組みが、楽器やリズムに親しみを感じ、興味をもつきっかけになってくれればと願います。

歌「笑顔がかさなれば」「かみさまからのおくりもの」

笑顔で大きな歌声と、手話とともに大切な4つのこころを届けてくれました。



宿屋のお話(礼拝のお話より)
ゆり組のクリスマス礼拝では、西神美賀多台教会の丹羽牧師がお話をして下さいました。

イエス様は馬小屋でお生まれになりました。それは、どこの宿屋も一杯で泊まる所が無かったからです。1軒の心優しい宿屋さんが、「馬小屋でよければ…」とマリヤとヨセフを泊めてくれました。
部屋は満員で、決して余裕があったわけではありません。でも、目の前にお腹の大きなマリアさんが困っている様子を見て、自分のできる範囲で手を差し伸べてくれました。それが、一番はじめのクリスマスの物語です。

今、私たちは目に見えないウイルスに怯え、不安の中にいます。決して心や生活に余裕がある人ばかりではないと思います。しかし、そんな時にもマリアさんを助けた宿屋さんのように、「自分も大変だけれど、他に困っている人はいないだろうか。暗闇の中にいる人はいないだろうか。」と目を向け、優しさを差し伸べられるようでありたい。そうあって欲しいと願います。そのようなメッセージを頂きました。

YMCA保育園では、アドヴェント(クリスマスを待ち望む期間)に入りました。
クリスマスまでの期間を、子どもたちと楽しみに、そして「世界中の人が平和で豊かなクリスマスが迎えられますように」と願って過ごしたいと思います。