12月7日(土)幼児クラスのクリスマス礼拝・祝会が行われました。
YMCA保育園のクリスマスは、イエス様の誕生と子どもたちの成長を保護者の方と共に喜び合うことを大切にしています。
今年度も3・4歳児の部、5歳児の部の2部構成で行いました。
3・4歳児 クリスマス礼拝
パネルシアター「いちばんはじめのクリスマス」イエス様のお誕生のお話を聞いたり、讃美歌「きよしこの夜」を歌ったりし、保護者の皆さんと共に礼拝を守りました。
祝会
最初はグループごとに歌のプレゼント
《劇あそび》
各グループの子どもたちの姿からテーマを考え、絵本を元に出てくる登場人物の気持ちや言葉などを聞き取りながら表現遊びを行い、劇を作っていきます。子どもたちのアイデアがつまった、どこにもないオリジナルの劇となっています。
つきグループ 「アリとキリギリス」
テーマ ”一人ひとりの良さを認め合う”です。
毎日真面目にあそぶことなく冬に向けて食べ物を集めるアリ。その反対にあそぶこと、バイオリンを弾くことが大好きで今が楽しいのが1番のキリギリス。この対照的な2匹が夏・冬をそれぞれで過ごす中で・・・
今まで知らなかった楽しさを経験したアリ、冬に困らないようにたくさん食べ物を集める大切さを知ったキリギリス。お互いの良さを合わせ、認め合うことでもっと楽しくなることを感じたアリとキリギリスでした。
ほしグループ「鬼ヶ島へいこう」
テーマ“友だちと一緒なら勇気がでる”です。
5歳児クリスマス礼拝
鬼ヶ島に住んでいる鬼が自分の島の食べ物を食べつくし、猿やキジが住んでいる村にご飯を盗みに来ます。猿とキジは、大好きなご飯を食べられ怖がりつつも各々1人で鬼退治に向かおうとしますが・・・やっぱり怖くて帰ってしまいます。
鬼退治ができず落ち込んでいるサルとキジが出会い、一緒に住んでいたことを知ります。そしてお互いの存在に勇気をもらい、「一緒に鬼退治にいこう!!」とでかけます。キジの自慢のくちばしと猿の爪で鬼退治に成功。一人では難しことも友だちとなら頑張れると感じた猿とキジ。そして、「ごめんね」と謝り猿やキジと仲良くなった鬼でした。
にじグループ「広い海のなかまたち」
テーマ“言葉で伝え合うことの大切さ”です。
広い海の中をにじうお(魚)とトゲトゲ(魚)は泳いで遊ぶ平和な毎日。
そんなある日、身体の大きなクジラが現れ、にじうおやトゲトゲに興味津々。しかし身体の大きなクジラに驚いた魚たちは逃げていまいます。クジラは「一緒に遊びたかっただけなのに・・」と一人寂しく泳いでいると…。それを見ていたにじうおとトゲトゲが勇気を出して話してみました。「一緒に遊びたかっただけ」とクジラ、「大きな体が怖かっただけ」と魚たち。お互いの気持ちを言葉で伝え、気持ちが分かり合え、一緒に遊ぶことができました。
保育園の合同礼拝でいつもお話をしてくださっている山内牧師先生が、クリスマスのお話をしてくださいました。
ゆり組の子どもたちは1ヶ月ほど時間をかけて大切な役目を果たす為、難しいセリフや歌を覚え、登場人物の気持ちを考え自分の役に向き合いました。当日は、みんないい緊張感と「お家の人に伝えたえたい」という想いがたくさん込められた素敵な聖劇でした。
5歳児ゆり組の子どもたちは聖劇でクリスマスの意味を伝えてくれました。
聖劇「いちばんはじめのクリスマス」
祝会
楽器遊び・歌・手話歌をプレゼントしました。
楽器「ぜったいもっとすきになる」
こどもたち・お家の人の感想を聞いたりす時を持ちました。
歌「みんな色の世界」
手話歌「かみさまからのおくりもの」
「かっこよかったよ」「100点満点!」「ありがとう」などなど褒めてもらい、照れ笑いしていたり自慢気の表情だったりと長い時間と心を使って取り組んできた祝会・礼拝を終え、充実感や達成感を味わったことと思います。
この経験を大切に、これからの毎日も心と身体を使い過ごしていってほしいと願っています。