2018年1月17日水曜日

震災から23年~シェイクアウト訓練実施~

阪神淡路大震災から23年を迎えた 2018年1月17日 YMCA保育園でも全園児を対象にシェイクアウト訓練(避難訓練)を実施しました。

シェイクアウト訓練の様子
0歳児(すずらん組)

 1歳児(たんぽぽ組)

 2歳児(ちゅうりっぷ組)

 幼児クラス


 阪神淡路大震災の体験談
2~5歳児の子どもたちは、シェイクアウト訓練(避難訓練)の後、ホールに集まり実際に震災を体験した職員から 当時の様子についてお話を聞きました。

六甲で震災を体験された先生のお話

ゴォーと飛行機が飛び立つような大きな音と、大きな突き上げられるような揺れで布団から飛び出ました。
近所の人たちと協力して 潰れた家のがれきをどかし、小さな女の子を助け出しました。

西神中央で地震を体験された先生のお話

電気、水道、ガスが地震で止まり 復旧の早かった先生のお家にお友だちがお風呂に入りに来ました。首の座っていない 小さな赤ちゃんを連れてきたお友だちもいました。
三宮にいくと、別世界の様で 現実に起こった事なんだと 震災を初めて実感しました。

震災当時の話を子どもたちも 真剣に聞き入っていました。

震災で亡くなった方がたくさんいること…
震災から 元気な町を取り戻そうと頑張ってくれた人たちの働きで、今の私たちの生活があること… そんなメッセージが 子どもたちの心にもきっと届いたと思います。
震災後に作られた『しあわせはこべるように』をみんなで歌い、亡くなられた方や、被災された方の事を想い、最後には全員で祈る時をもちました。
これからも、神様にいただいた命を一人ひとりが大切にして生きていけますように・・・

震災から23年 入園している子どもはもちろんの事、職員の中にも震災を知らない世代が増えてきました。子どもたちに震災の出来事を伝えていく大切さ、命を守る責任の重さを感じた一日となりました。

1月えんだよりと共におたよりを配布し、お知らせしていた大地震を想定した避難訓練(広域避難場所である小寺小学校への避難)の実施は、雨天のため延期致しました。
天候をみて、1月22日以降に実施致します。