2018年1月20日土曜日

1月誕生会~おせち料理でお祝い~

1月19日(金)1月生まれのお友だちをお祝いする1月の誕生会がありました。

礼拝・祝会の様子
今月は、1歳児、2歳児、3歳児の9名のお友だちのお祝いでした。
 会場のみんなに名前を呼んでもらって、お返事「はーい!」
幼児さんは、自分でお名前をみんなに紹介します。

劇「ねずみの嫁入り」
先生たちからのプレゼントは「ねずみの嫁入り」の劇でした。
ねずみの夫婦が登場し、愛娘「ちゅーこ」のために 世界一偉いお婿さんを探しに出かけます。

太陽→くも→風→壁と次々に訪ねていきますが、最後はやっぱり「ねずみ」が一番世界で偉いのだと気付き、ハッピーエンドを迎えました♪

誕生会で盛り上がっているその頃…
厨房では、誕生会のお祝いメニュー「おせち料理」の仕上げ作業で大忙し!

1月誕生会 お祝いメニュー「おせち料理」
時間と手間がかかるイメージが強いおせち料理ですが、YMCA保育園のおせち料理は本格的です。ぜひ、皆さんに紹介しようと 誕生会前日に 厨房へカメラを持って向かったのですが…
「おせち料理」の準備はなんと!誕生会の2日前の夕方から始まっていました。
黒豆の豆を水に戻す作業は 2日前から…
煮しめに使う野菜の飾り切りや下準備は前日のうちに…
黙々と進められていたのでした。

そして、誕生会当日。厨房の様子はこちら!
れんこんや人参は花の形に飾り切りされ、食材それぞれ別の鍋で調理するというこだわりよう…

お祝いご飯といえば、お赤飯!
炊上がった赤飯を、食べやすいように幼児は三角おにぎりに、乳児は俵型おにぎりに成型していきます。

出し巻き卵をどんどん焼いて、食材別にトレーに分けたら…
いよいよ重箱につめて、おせち料理も完成間近です!

重箱に料理をつめる光景は、まるでお弁当屋さんか仕出し屋さんのよう…

こうして出来上がった おせち料理がこちら!!!
一の重
出し巻き卵…巻物に似ていることから、学問の成就を願って
たたきごぼう…細く長く幸せに
田作り…豊作を願って
黒豆…豆に働く、元気に過ごせるように

二の重
栗きんとん…金色に輝く、豊かな一年に
紅白なます…紅白めでたい、平和を願って
ブリの照り焼き…出世魚、出世を願って
鶏肉の塩焼き…海の幸があれば、山の幸も仲間入り

三の重「煮しめ」
梅花人参…梅は花が咲くと実が出来るので縁起が良い
結びこんにゃく…家族仲良く
しいたけ…元気でありますように
さといも…小芋がたくさんつく、子宝に恵まれるように
れんこん…穴が開いている、先が見通せるように
高野豆腐…楯に見立てて家が守られるように

食事の様子
乳児お祝いメニューはワンプレートの「おせち料理」


食べ慣れない味の料理に戸惑う子どもの姿もありましたが、何事も経験!
「どんな味かな?」と口に運んでいました。

2歳児になるとプレートから取り分けて、バイキングスタイルのお食事。

お気に入りの料理があると、「これ もっとちょうだい!」とお代わりを繰り返していました。

幼児クラスは華やかな重箱から取り分けていただきます!お重は「めでたいことが 積み重なるように」という意味もあるのだとか…。



おやつ「トライフル」
抹茶と黒豆入りの和風トライフルでした。

YMCA保育園では手作りの食事や季節ごとの食材を大切に取り入れています。家庭では洋食を口にする機会が多いのではないかと思いますが、日本の伝統や文化が詰まった和食を子どもたちにも味わってもらいたいと、保育園では積極的に取り入れています。
愛情と栄養がたっぷりと詰まったお食事と、神様の見守りの中で 子どもたちの身体も心がすくすくと成長していきますように…。